岩崎好陽(いわさき・よしはる)
1944(昭和19)年、東京都生まれ。1968年、東京工業大学理学部応用物理学科卒業。1970年、東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年東京都公害研究所大気部研究員、1995年東京都環境科学研究所応用研究部長、2002年同参事研究員。この間、三点比較式臭袋法を開発するとともに、大気汚染対策、悪臭対策に従事する。2005年(社)におい・かおり環境協会副会長、2006年から同会長を務める。
1985年、臭気の嗅覚測定法の研究で大気汚染研究協会賞(斉藤潔賞)を受賞。2001年環境省かおり風景100選選考委員会座長。2001年から2005年まで東京都立科学技術大学連携大学院教授、2009年から大同大学客員教授。技術士 (衛生工学)、工学博士。おもな著書に『新訂・臭気の嗅覚測定法』(におい・かおり環境協会)、『中小事業所における悪臭対策・VOC対策』(環境新聞社)がある。