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伝統野菜の今 地域の取り組み、地理的表示の保護と遺伝資源

伝統野菜の今 地域の取り組み、地理的表示の保護と遺伝資源

香坂 玲/冨吉満之 著

アサヒ・エコ・ブックス No.37

日本の野菜を世界のブランドにするための入門書

日本各地の伝統野菜、地理的表示保護制度、知的財産権についても解説

今後、2015年6月に地理的表示保護の制度が国内でスタートするのにともない、地域での合意形成、海外での展開、あるいは他国との協定に向けた動きが一層活発化することが予想される。その際に関係者の皆さんの議論に多少とも貢献できる要素があれば幸いである。

今、静かなブームとなっている「伝統野菜」とは何か? 第Ⅰ部では日本各地の伝統野菜認定制度や具体的な品種を紹介し、「在来品種」とは微妙に異なること、ときに「曖昧」さを含む定義も詳しく解説。第Ⅱ部では世界にも目を向け、開発した品種の独占利用を認める特許制度や産地表示の保護制度をめぐる国内外の状況を解説。2015年6月から運用が始まる地理的表示保護制度に関心のある方には特におすすめの入門書です。

日本図書館協会選定図書(第2963回 平成27年8月26日選定)


ISBN・分類コード
978-4-87950-619-1 C0061
価格
2000円(本体)+税
判型
A5判 上製本
発行年月
2015年7月
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