自分史 いのちの磁場に生きる 北の農民自伝
星 寛治 著
アサヒ・エコ・ブックス No.39
物心ついてからの、おぼろな記憶をたぐり寄せ、これまでの生の軌跡をたどろうと思って何年になるだろうか。一介の農民の生きざまなど、記録に留めなければ、跡形もなく消えていくばかりだと気づいた頃からである。 ―「まえがき」より
まほろばの地を耕す農民の足跡
山形県高畠町で1973年に有機農業研究会を発足した有機農業の先駆者の一人であり、真壁仁に師事した農民詩人・星寛治さんの自伝です。
若い頃に没頭した青年団活動、りんごの名品種「ふじ」(東北7号)との出会いと有機栽培の試行錯誤、農協の常務理事として有機農業を後押しした一樂照雄さんとの出会いと有機農研の発足、『複合汚染』で高畠町に取材した有吉佐和子さんとの交流、都市消費者との生消提携……など、農業・食・暮らしに影響を与えた人物や団体とのたくさんの交流が語られています。
詩をはじめとする表現活動、教育委員としての試行錯誤、家族との日々の暮らしなども豊かに記録されています。
書きおろしを含む13篇の詩を収録。昭和・平成・令和を貫いて生きてきた東北の農民の記憶と証言です。食と農業の未来へ期待をこめた提言も。
- チラシ『自分史 いのちの磁場に生きる』(個人のお客様向け、PDFファイル)
- チラシ『自分史 いのちの磁場に生きる』(書店様向け、PDFファイル)
- 日本農業新聞(2019年7月1日)で紹介されました
- 山形新聞(2019年7月8日)で紹介されました
- 『栄養と料理』2019年9月号で紹介されました
- 河北新報にて『自分史 いのちの磁場に生きる』が紹介されました
- 毎日新聞に星寛治さんへの取材記事が掲載されました
- 山形新聞にて『自分史 いのちの磁場に生きる』著者取材記事が掲載されました