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会計学と人類学のトランスフォーマティブ研究

会計学と人類学のトランスフォーマティブ研究

出口正之/藤井秀樹 編著
早川真悠/大貫 一/深田淳太郎/工藤栄一郎/三代川正秀/尾上選哉/古市雄一朗/竹沢尚一郎/山田辰己/石津寿惠 著

編著者・著者紹介一覧

会計学と人類学が融合する新領域

月間796億%のハイパー・インフレに見舞われた国で人々はどう対処したのか。貝の貨幣で売買する社会での暮らしと会計とは。営利を目的としない法人のアカウンタビリティはどうあるべきなのか。

『会計学と人類学のトランスフォーマティブ研究』ブック・ローンチ・ビデオ

第1章 領域設定総合化法によるトランスフォーマティブ研究序説(出口正之)
第2章 会計研究に対する人類学の示唆―会計の基礎概念と利益計算の性質(藤井秀樹)
第3章 ハイパー・インフレ下の人びとの会計―多通貨・多尺度に着目して(早川真悠)
第4章 ハイパー・インフレ下の人びとの会計―日々の経済現象と会計理論との接点に着目して(大貫 一)
第5章 交換レートを作り出す―貝貨の支払い方から考える会計の基準(深田淳太郎)
第6章 会計史研究と人類学の対話可能性(工藤栄一郎)
第7章 道具に制約された会計学的思考(三代川正秀)
第8章 非営利「領域研究」の会計学的アプローチ―公益法人会計基準をめぐって(尾上選哉)
第9章 非営利「領域研究」のビジネスセントリズム的理解―公益法人会計基準をめぐって(出口正之)
第10章 非営利「領域研究」としての贈与取引の会計学的理解(古市雄一朗)
第11章 非営利の世界 ― 講と協同組合のあいだ(竹沢尚一郎)
第12章 グローバル基準としてのIFRS―基礎的概念にも触れて(山田辰己)
第13章 先行者としての米国―医療福祉サービス提供主体の財務情報公開と日本への示唆(石津寿惠)


ISBN・分類コード
978-4-87950-634-4 C3033
価格
3500円(本体)+税
判型
A5判 並製本
発行年月
2021年2月
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