日本農業新聞にて『地球の善い一部になる。』が紹介されました
2016年4月28日
日本農業新聞(2016年4月24日号)にて『地球の善い一部になる。 環境共生経済への移行学』を紹介していただきました。
日本農業経営大学校校長・堀口健治氏による評で、同書のテーマを以下のようにまとめてくださっています。
(……)大事な筋は、公害規制が主の第1世代の環境政策、人間中心主義の持続可能な開発に執着する第2世代の環境政策、人間中心主義を逆転させ生態系の枠内での人間活動を目指す第3世代の環境政策、この流れを理解することだ。
難しいのは第2世代環境政策から第3世代環境政策への昇華である。(……)
また、農林業の視点からのニーズもご指摘がありました。
著者の主張は理解できる。が生物多様性を図るためには、本書では議論していないが、農林業、農村の役割も議論してほしかった。
特に自由化政策・TPP、農林業、生態系保全との関係性を環境政策の観点から議論してほしかった、と述べられています。