明治大学の入試問題に『狩りの思考法』が採用されました
2024年4月9日
明治大学 政治経済学部 2024年度 入試問題(国語)に『狩りの思考法』(アサヒ・エコ・ブックス40)の一節が採用されました。入試日程は3月中にすべて終了しており、終了後に入試センターよりご報告いただきました。
国語の大問全4問のうち第2問で、およそ4ページ半の文章を読んだのち小問7つに回答する形式。『狩りの思考法』最終パート「死んだ動物の眼」の第2節(204~210ページ)が引用されています。
狩猟という行為から、狩猟者と獲物との関係性、人間の生の正当性などへと考察が進む、本文でも緊張感の高い部分です。
入試問題文には載っていませんが、この節は「それにしても、なぜ動物の視点から自分の汚れた手を見つめなければならないのか?」と締めくくられており、思索はさらに深まっていきます。
その帰結は、ぜひ書籍でご確認ください。