『ロシア・CIS南部の動乱 帰路に立つプーチン政権の試練』Amazon Kindle版を発売しました
2022年10月19日
2003年に刊行され好評を博した、徳永晴美著『ロシア・CIS南部の動乱 帰路に立つプーチン政権の試練』のAmazon Kindle版を発売いたしました。
元ジャーナリストでロシア語同時通訳の第一人者でもある徳永氏が、1991年末のソ連解体から2002年頃までの約10年間、まさに命懸けで取材した、初期プーチン外交についての必携書です。
第一部では、第一次・第二次チェチェン紛争と、それを背景としたロシアでのエリツィンからプーチンへの権力継承を詳述。
第二部では、カスピ海地下資源と輸送パイプラインをめぐる米ロ対立と南カフカス諸国を巻き込む綱引きを、特にアゼルバイジャン・グルジア・アルメニアに注目して記述し、現地要人・研究者・メディア関係者への貴重なインタビューも掲載。さらに、米同時多発テロ前後におけるプーチン外交の急旋回についても検討しています。
Amazon.co.jp の販売ページでは試し読みも可能です。ぜひご一読ください。