『東南アジア研究』で『民族衣装を着た聖母』が紹介されました
2022年2月8日
京都大学東南アジア地域研究研究所が発行する『東南アジア研究』59巻2号にて『民族衣装を着た聖母』を紹介していただきました。
評者は川田牧人さん(成城大学文芸学部教授)。
文化人類学が民衆キリスト教研究の対象としてとりあげてきた聖母マリアの図像について,近代美術史(キリスト教図像研究)の領域からも照射する複眼的アプローチという類例の少ない試みに野心的に取り組んだ作品である。
と、同書の試みを希少なものと評価しながら、研究をより発展させうるポイントについて、詳細な読みをベースにコメントしてくださっています。
『東南アジア研究』59巻2号は同誌の公式サイトにてPDF版が全文公開されています。ぜひご一読ください。