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「犬ごころ、人ごころ」写真館① 湘南の夕焼けとワンコたち

2011年1月11日

▶おうちに帰ろ

ここまでちょっとかたいテーマが続いたので、今回は趣きを変えて、このブログのもうひとつの柱である写真を少し見ていただこうと思う。

テーマは“夕陽に染まるワンコたち”

写真をまとめていくテーマはいろいろあるが、ブログが始まったばかりなので、まずは湘南の魅力もよく表現されている犬の写真で構成しようと思う。湘南といえば夏、海、強い太陽の光などのイメージを持つのが一般的だが、実は、寒い季節の湘南にもたくさんの魅力が存在する。特に夕陽・夕焼けに関しては、空気が澄んでくる晩秋から冬にかけてのソレが最も朱に染まることは、それほど一般的に知られていない。そして富士山含みで醸し出される景色は、大都会に近いにも関わらず、まさに圧巻といえるもの。

また、犬の散歩を夕方に行うので、当然撮影も夕刻になることが多く、朱に染まった犬の写真はかなりストックしている。そんなわけで写真館の第1回目にこのテーマを選んだ次第だ。

▶赤富士に跳ぶ! 夕焼けに舞う!!

▶紅い恋犬たち

▶名のとおりに輝いて

▶湘南らしい夕景

▶裕次郎さん、ボク、アンディです

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おうちに帰ろ:人と犬のきずなが感じられるマイフェイバリット・ショットのひとつ。「セナ」は潮風に吹かれて、のんびりするのが好きで、真冬でも放っておくといつまでもそこにいた。寒くて震える私たちは彼をしばしば説得しなければならなかった

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赤富士に跳ぶ! 夕焼けに舞う!!:夕焼けに染まる富士山をバックに見事にジャンプした「アンディ」。ゴールデンというより、ラブラドールのような運動性能を持つ彼らしさが凝縮できたと思う。最近撮影したベストショットのひとつだ

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紅い恋犬たち:「セナ(右)」はやさしく「クレア(左)」に近づき、「クレア」はそれを優しく受け入れた。まるでほほを寄せ合う恋人たちのように……悲しいことに2匹とも、もうこの世にはいない。今ごろ天国でしっぽりしていることだろう

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名のとおりに輝いて:ゴールデン・レトリーバーの名前のとおり、黄金色に輝く「セナ」。最近は白いゴールデンの方が人気が高いという風潮あるが、やはりゴールデンは黄金色がいちばん美しい

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湘南らしい夕景:湘南でも犬のリリースは禁止されているのでこういうシーンは滅多に見られないが、芝生に行くといきなりこの光景が眼前に広がり、私は大慌てでシャッターを切った。なおボールを追っている犬種はアイリッシュ・セター

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裕次郎さん、ボク、アンディです:葉山森戸海岸にある石原裕次郎氏の石碑の横で、夕陽ショットを決めた「アンディ」。沖に見える江の島も夕陽に染まっている