瀬田信哉(せた・のぶや)
昭和13(1938)年、大阪市生まれ。36年、北海道大学農学部卒業。同年、厚生省大臣官房国立公園部入省。38年、阿寒国立公園川湯駐在を皮切りに上高地などの国立公園管理員(レンジャー)勤務。45年、総理府中部圏開発整備本部、47年から環境庁、国土庁および長崎県に出向。57年、環境庁官房広報室長、58年から同庁自然保護局および企画調整局課長を経て平成4年同庁長官官房審議官で退職。平成18年、(財)国立公園協会理事長を辞職、今日に至る。その間、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授などを歴任。現在、(社)日本環境教育フォーラム理事、(財)C・W・ニコル・アファンの森財団評議員のほか、いくつかの公益信託運営委員を務める。
『再生する国立公園 日本の自然と風景を守り、支える人たち』 清水弘文堂書房刊